
タイトル:嫌なこと全部やめたらすごかった
著者:小田桐あさぎ
出版年:2018年
ページ:191
Rate:3.5/5☆
内容紹介
この本は、「仕事」「結婚」「家事」「育児」全てにおいて我慢している方は必見、「女の無理ゲー攻略ブック」です。「やりたくないことはやらずに、やりたいことをやる」ためには「我慢」や「努力」ではなく、「勇気」が必要。
著者の経験をもとに、人生を爆上げする方法が、軽快で飾りっ気のない語り口調で書かれています。
この本の著者について
著者である小田桐あさぎさんは、少し前までは、いつも疲れていて、ネガティブで、笑顔もぎこちなく、モテなくて、「少し残念な女性」だったそうです。それががらりと変わって、今では、理想の男性と出会い、結婚し、子供も授かり、起業し、会社の代表として活躍されています。
このように彼女が幸せな人生を築けたのは、「我慢」のおかげではなく、自分を知り、自分だけの魅力で、人生を幸せに生きる「勇気」をもって行動に移したからです。
こんな人におすすめ
体はどこも悪くないのに、なんだか毎日疲れを感じている人。そもそも、なぜ疲れるのか?
それは我慢しているから。
人のエネルギーは、我慢しているときが一番消耗するらしいです。
そして、疲れている人は間違いなく、モテない。
逆に、自分の好きなことだけしていたら、無駄なエネルギーを使わなくてすむので、いつもエネルギッシュだし、余裕を持って人に接することができるから魅力的なのです。
でも、どうしていいかわからないのが現状です。
たしかに、仕事が嫌でも、明日すぐに辞める勇気なんてないです。
家事だってそうです。
「明日からもう何にもしないから~」なんて言ったら、家族に何を言われるやら。
この本には、自分自身を棚卸して、毎日少しずつでも理想に近づけていくための「ワーク」がついています。
だから、いきなり「ドーン!」とかじゃなくても、少しずつでいいのです。
やりたくないことを書き出して、少しずつ手放していく方法を考えることができます。
自分自身の棚卸をする度に、嫌なことを手放して、好きなことを増やしていけば、やりたいことだけやってる状態にどんどんなれるということです。
私がこの本は面白いと感じたのは、「こういう無駄を省けばいい」とか「こうした方が合理的、時短だ」と手法を教えてくれるわけではなく、「やりたいか、やりたくないか」を軸にして、すべては自分次第で人生が決まるのだと言っているところです。
ちなみに私の場合、やりたくない家事No.1は「食器洗い」なので、この本を読んで早速、自動食洗機の購入を検討しています。
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