2020年1月24日金曜日

Book Review 『嫌なこと全部やめたらすごかった』



タイトル:嫌なこと全部やめたらすごかった 
著者:小田桐あさぎ
出版年:2018年
ページ:191
Rate:3.5/5☆


内容紹介

この本は、「仕事」「結婚」「家事」「育児」全てにおいて我慢している方は必見、「女の無理ゲー攻略ブック」です。

「やりたくないことはやらずに、やりたいことをやる」ためには「我慢」や「努力」ではなく、「勇気」が必要。

著者の経験をもとに、人生を爆上げする方法が、軽快で飾りっ気のない語り口調で書かれています。


この本の著者について

著者である小田桐あさぎさんは、少し前までは、いつも疲れていて、ネガティブで、笑顔もぎこちなく、モテなくて、「少し残念な女性」だったそうです。
それががらりと変わって、今では、理想の男性と出会い、結婚し、子供も授かり、起業し、会社の代表として活躍されています。

このように彼女が幸せな人生を築けたのは、「我慢」のおかげではなく、自分を知り、自分だけの魅力で、人生を幸せに生きる「勇気」をもって行動に移したからです。


こんな人におすすめ

体はどこも悪くないのに、なんだか毎日疲れを感じている人。

そもそも、なぜ疲れるのか?
それは我慢しているから。
人のエネルギーは、我慢しているときが一番消耗するらしいです。

そして、疲れている人は間違いなく、モテない。
逆に、自分の好きなことだけしていたら、無駄なエネルギーを使わなくてすむので、いつもエネルギッシュだし、余裕を持って人に接することができるから魅力的なのです。

たいていの場合、我慢は良くないとわかっています。
でも、どうしていいかわからないのが現状です。
たしかに、仕事が嫌でも、明日すぐに辞める勇気なんてないです。
家事だってそうです。
「明日からもう何にもしないから~」なんて言ったら、家族に何を言われるやら。

この本には、自分自身を棚卸して、毎日少しずつでも理想に近づけていくための「ワーク」がついています。

だから、いきなり「ドーン!」とかじゃなくても、少しずつでいいのです。
やりたくないことを書き出して、少しずつ手放していく方法を考えることができます。
自分自身の棚卸をする度に、嫌なことを手放して、好きなことを増やしていけば、やりたいことだけやってる状態にどんどんなれるということです。


私がこの本は面白いと感じたのは、「こういう無駄を省けばいい」とか「こうした方が合理的、時短だ」と手法を教えてくれるわけではなく、「やりたいか、やりたくないか」を軸にして、すべては自分次第で人生が決まるのだと言っているところです。


ちなみに私の場合、やりたくない家事No.1は「食器洗い」なので、この本を読んで早速、自動食洗機の購入を検討しています。




0 件のコメント:

コメントを投稿

ミニマリストのお金の使い方にスポットを当てた『ミニマリスト、41歳で4000万円貯める』ブックレビュー

タイトル:『ミニマリスト、41歳で4000万円貯める そのきっかけはシンプルに暮らすことでした』 著者:森 秋子 2021年3月3日発行  株式会社KADOKAWA 189ページ Rating:★★★☆☆ この本の著者は、ミニマリスト部門で人気上位のブログ、タイトル:「 ミニマリ...