2020年1月15日水曜日

Book Review 『英語は「英語で学ぶ」とうまくいく』


タイトル:英語は「英語で学ぶ」とうまくいく
著者:西ジェームス
出版年:2018年
ページ:256ページ
Rate:3.5/5☆


英語を学ぶ初心者から上級者までを14段階にわけて、それぞれのレベルに合わせた心構えや具体的な学習方法をまとめた一冊です。

英語上達五原則に基づき、14段階すべてのレベルで使用を推奨する教材、勉強時間の目安、英検やTOEICの点数に基づいたレベルが確認できる一覧表もついているので、自分が今どの程度のレベルか確認することもできます。

英語上達五原則とは

【1】日本語に訳さない
【2】発音記号で読む
【3】多読多聴
【4】積極性をもつ
【5】毎日続ける

こんな人におすすめ

英語に全く触れたことのない幼児から、英語を習い始めた初心者、留学や英語圏で生活する予定の人、英語の学び直しを考えている社会人や主婦、すでに英語を仕事にして活躍している上級者まで英語を学ぶすべての方におすすめです。

この本のすごいところは、何をどのようにどれだけ勉強すればよいか、とても細かく教えてくれるところです。
どこからどう始めたらいいかわからない、なかなか英語が上達しない、今の自分の学習スタイルで大丈夫か不安だといった英語の迷子の方には、この本が案内役として役に立つかもしれません。

ちなみに私も今やり直し英語の勉強真っ最中です。
英文で記事が書きたいと思いましたが、いざ書くとなると文法に自信がもてなかったり、いつも同じ言い回ししかできず稚拙な文になってしまったり、まだまだ自分が望むレベルには至っておりません。

そんな私が今使用している教材は、この本でも推奨されている『English Grammar In Use』です。
英語で文法を学ぶものなので、ある程度の読解力は必要です。
Amazonでも好評価なので気になっていましたが、値段に躊躇してなかなか踏み切れず。
この本を読んでから奮い立ち、購入しました。
今はまだ途中なのでこちらの詳しいレビューはまた別の記事でする予定です。
今のところの感想として、見開き2ページが1Unitにまとめられていて、まとまった時間がなくても少しづつ学べるところがなかなか良いです。

最後に

日本の英語教育も大きく変わろうとしている今、これから英語迷子、英語難民はより低年齢化し、増えていくと感じています。
英語を学ぶ時期は早ければ早いほうがいいという意見もありますが、私は英語はいつでも学べるものだと思っています。
大事なのは、なぜ英語を学ぶかです。

英語の勉強にはゴールがありません。
英語を身につけてその先どうしたいか。
自分がどのレベルにいけば満足か、自分なりの目標を持つことは大事だと思います。


 

0 件のコメント:

コメントを投稿

ミニマリストのお金の使い方にスポットを当てた『ミニマリスト、41歳で4000万円貯める』ブックレビュー

タイトル:『ミニマリスト、41歳で4000万円貯める そのきっかけはシンプルに暮らすことでした』 著者:森 秋子 2021年3月3日発行  株式会社KADOKAWA 189ページ Rating:★★★☆☆ この本の著者は、ミニマリスト部門で人気上位のブログ、タイトル:「 ミニマリ...